初めて横浜相鉄ビル眼科医院に行ったら
まず、
初めて横浜相鉄ビル眼科医院に
行った時の感想は、
「こんなに混んでいる病院初めて…。」
でした。
めちゃくちゃ人気の病院で、とにかく待つ。
初回の検査は
ORTさんの出勤している日が限られているので予約が出来ますが、
通常の外来だと予約はできません。
なので通常の診察は本当に待ちます。
というのも、
院長の大高先生が本当にカリスマ的に人気な方なのです。
「どんなに待ってでも、
大高先生に診てもらいたい」
という患者さんが日本全国から集まります。
院長の大高先生は1時間に約25人の診察をするそうです。(ひぇー)
初めて横浜相鉄ビル眼科医院に行った時は
あまりの患者さんの数に驚きました。
斜視の手術前の検査
横浜相鉄ビル眼科医院では、
斜視の手術をする前に
「そもそも斜視の手術をする適応の目か」
の事前検査が必須です。
というのも
「自分は斜視だ!」
と思い込んでいるのに実際は違う、
という患者さんが結構いるのだそうです。
なので実際に斜視かどうか初回に検査します。
そして斜視専門の視能訓練士さん(ORT)に
どのくらいズレているのかを測定してもらいます。
横浜相鉄ビル眼科医院のORTさんは
とても知的で優しい雰囲気の女性の方で
「私も将来こんな感じの女性になりたいな」
と思いました。
検査内容は視力検査や眼圧検査、
また目がどのくらいズレているのかなどを
診てもらったのだと思います。
(この辺は何をやっているのか正直分からず
なすがまま、な感じでした。笑)
そして私は2019年にこの検査を初めてやったのですが、
手術日程まで決めたのにも関わらず
手術をキャンセルしています。
というのも、
手術決定が決まった後に
もらったプリントを見て、
ものすごーくビビってしまったからです。
そのプリントには、
何が書かれていたのかというと
・術後6ヶ月は目を大きく動かせない
(えっ。動かしちゃったらどうしよう)
・手術当日は出血することが多い。
(えっ。目から血が出るの…。その時の精神状態は大丈夫かな。)
・睡眠薬を処方します。痛みが出て寝れない時は飲んでください。
(そんな睡眠薬を飲まなきゃ寝れないってどんだけ痛いんだろう。)
・手術後1週間は目に水が入らないように、美容院や家族の方に髪を洗ってもらって下さい。
(いつも行っている美容院は家から1時間以上離れているし、お願いしずらいな)
・日光を浴びたらいけないので、外に出る際は半年間はサングラスをかけて下さい。
(えっ。セロトニンが作れないじゃん。)
そして追い討ちをかけたのは、
術後の後遺症で
・白目に赤みが残る人もいる(2%)
・ものが二重に見え、それが治らない人もいる(1%)
・斜視が戻る人もいる
ということでした。
そのプリントを読み終わった後、
「これらを読み終えた上で」
手術の同意書にサインしました。
病院では勢いでサイン出来ました。
そして手術の日程も決めてきた。
でも…。
「手術中の痛みに耐えられるかな」
「後遺症が残ったらどうしよう」
「術後が大変そうだな。
毎日ジム通いがせっかく習慣になってきたのに、
最低1ヶ月は運動できないのか」
と悶々とする日々が続き、
結局、違約金の1万円を払い
手術をキャンセルしました。
「たくさん悩んだけど、
私は今回の人生はこの斜視と共存して生きていこう。」
そう決めました。
でもそう決めてからも
ふとしたタイミングで傷つくことは多々。
再度手術を決意したのは、
ある出来事がきっかけでした。
仕事のオフ会で
初めて会った人と2時間程度ご飯をしていた時のこと。
お会計の時に
「あの、目を合わせてもらえなかったじゃないですか。
人見知りなんですか。」
と聞かれ
(私、2時間ずっと視点合っていなかったのか…。)
と、その時すごくショックを受けつつも
自分が斜視である事を伝えると、
「なんだ、ずっと入り口の方を見ていたから
帰りたいのかと思ってしまいましたよ。」
と言われた瞬間
「あ、やっぱり手術を受けよう」
と思いました。
ちなみにその人には今でも生き霊を
飛ばし続けています。笑
人を傷つけた言葉は
いずれブーメランのように
自分に返ってきます。
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